弊社製品では、主にIPカメラの映像設定にて見られる項目です。
CBR(固定ビットレート:ConstantBitRate)
VBR(可変ビットレート:VariableBitRate)
映像に使用するデータ量を、"一定"にするか"状況に応じて増減(変化)"させるか、という設定になります。
それぞれ一長一短がありますので、ご使用状況に応じてご設定下さい。
CBR:
【長所】録画期間の予測が立てやすい。
⇒決まったビットレートで伝送するので、計画的に録画が可能です。
例えば『2週間分の録画をしたい』と決まっている時、2週間分の録画を確保しつつ、
画質やコマ数等の設定もしやすくなります。
【短所】データに無駄が出やすい。
⇒動きが多い場合や動きが少ない場合も一律のビットレートで伝送する為、
本来もっとビットレートを上げたほうがいい被写体や、
ほとんど動きが無くデータとしては小さくても済む状況等でも
一定の伝送をし続けます。
VBR:
【長所】容量あたりの録画時間が長く確保できる。
⇒状況に応じて変化させることで、必要な時に必要なデータ量だけを使用します。
効率的に録画をすることで、CBRよりも録画期間は長く撮れる傾向があります。
【短所】録画期間の予測が立てにくい。
⇒例えば、人や物の動きが多い、屋外であれば風が強い、雨が降っている等でもデータ量は変化します。
『どのくらい撮れるかは撮ってみなければわからない』設定とも言えます。
期間を決めずとりあえず撮っておく、という運用であれば、この短所はあまり問題にならない場合があります。
ID #1929
CBRとVBRって何?
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